「響き合うコラム」

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コラムの散歩

高村寿一 著

四六判 上製本 280頁
定価2310円(本体2200円+税)
ISBN4-902616-02-5 C0095

日本経済新聞論説委員だった著者が、人気の経済雑誌に好評連載していたコラムをまとめた読書人必読の一冊。
世界情勢から日本経済、文学、美術、音楽……など、あらゆるジャンルに精通した著者の豊富な知識がつまった、ちょっとためになる話が満載。
孤高の歌人、会津八一・吉野秀雄・山崎方代について、取材を通して知った秘話を綴ったエッセイも収録。


著者紹介

1938年東京生まれ。
早稲田大学政経学部卒業。
1961年日本経済新聞社入社。
記者、論説委員、論説副主幹。
1998年武蔵野女子大学(現武蔵野大学)教授。
現在副学長・現代社会学部長。
日本エッセイストクラブ会員。
著書に、『ことば歳時記』『石の心を―山崎方代という歌人』など


目次

ことば歳時記
義と利と……
衣更え
万年筆
宥座の器
めでたい
冬の旅
かそけし
早春
すぺいんささげ
御柱祭
名残川
幻のシェルター
ブラリひょうたん
花嫁の父
野菊の墓
「トラ、トラ、トラ」
小正月
雪崩
チップス先生、さようなら

はなしの歳時記
腹八分目
国境線のない時代
三段腹・二重顎の課題
預言者ノストラダムスの警告
バイロイト詣
エッセイとコラム
ルパシカとカレー
農民ロケット
国際人・盛田昭夫さん
名器クレデンザ
時を告げる人でなく
正鵠を射る
ヴァージン流
e―ビジネスを杖として
オドゥルの店
週末田舎暮らし
キツネとタヌキ
低く暮して高く思う
新世紀の予言
ITラッシュ
トゥモローカンパニー
箸文化圏の闘い
腕で飯を食う
ポスト団塊の世代
カオスが生む新しい力
遠ざかる風景
デフレスパイラル
クジラ供養
一兎も得ず
企業の森
朝の読書
四十年サイクル
「雪の行軍」百年
〝偽装〟商法ごろごろ
さらば、金ピカ工場
いちいはんしんはいちい(回文)
ジューン・ブライド
時の市民、之を建つ
「二十世紀の象徴」ノーマ・ジーンの人生
ある裏方への拍手
歴史は繰り返す?
まいまいず井戸
酒を愛した歌びと
寒夕焼
冬木の芽の歌
青空の下のリーダーたち
狂騒事件
たけのこ
ホタル狩り
水の国 日本
三種の神器
天下の秋
夕焼けこやけの……
シュセン投手
山の音
赤毛の僧侶の哀愁
そびえ立つ城
路傍の石
イタリア産地の危機
侃々諤々、即断即決
大学全員入学時代
粟が栗になった

コーヒータイム
テレコム・バレー
鍛冶屋はいずこ
灯火の候、エッセイに挑戦
井深、盛田さんの借金
甦ったカルーソー
町工場の腕前
職人の道具考
葵の御紋
自分を貫くケチ
「BHAG」必生の大胆な目標
「なすことによって学ぶ」尊さ
「ダルマにはアシがない」
時計屋さん、メガネ屋さんからの手紙
「お達者に……」安寿恋いしほうやれほ厨子王恋いしやほうやれほ
「足もと」の話
がんばらない
クルッピアーナ再考
アップサイド・ダウン
ノーリターン
簡素なものは美しい
「独住」
気絶という保身
アングラ考
えーと、あれ……誰だったっけ
色に苦労せよ
速球投手の話
死語になった「経営の神様」
板に付く

孤高の歌人系列(歌人――八一・秀雄・方代)
ひたすらに、真っ直ぐに
悲章の稿入手記
鎌倉「方代忌」
閉じ難きまなこ――山崎方代のうたを巡って
峠の民話
名筆の秘密
「まるっきり違う」師弟
成算のない不思議な絵葉書――八朔郎の恋のてんまつ
六月来れば

書評  記事

日刊ゲンダイ 2005年6月24日 BOOKレビュー


 元ジャーナリストで大学教授の著者によるコラム集。芸術家が出入りするサロンを設けて大正文化に貢献した中村屋の創業者・相馬愛蔵の経営哲学、自然素材の手作りロケット飛ばす秩父市の奇祭見学、貯金をはたいて買い求めた大正時代の蓄音機の名器クレデンサの音、伝説の投手・沢村栄治のライバルで同じく戦争に散った阪神の西村幸生選手など。世界情勢から文学や音楽まで、縦横無尽の話題でつづられた小文を散歩気分で楽しむ。

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