小島きみ子詩集 その人の唇を襲った火は
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小島きみ子詩集
その人の唇を襲った火は
洪水企画発行 草場書房発売
A5判 並製本 96頁
定価(本体1800円+税)
ISBN978-4-902616-39-2 C0092 |
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小島きみ子(こじま・きみこ)
1955年長野県生まれ
所属 日本現代詩人会・中日詩人会・長野県詩人協会
詩誌Eumenides・ 編集・発行人
詩集 「Dying Summer・エウメニデス社」・「((天使の羽はこぼれてくる))・エウメニデス社」
詩論集 「思考のパサージュ・エウメニデス社」
エッセイ集「Essay・光の帯・エウメニデス社」
賞 2001年長野県詩人賞・第四十二回中日詩人会新人賞・第十九回山室静・佐久文化賞
他者からの呼びかけ、他者への応答、動物のアニマ、そうしたものが高地でまじりあい、鳥の声へと生成変化していくプロセス、それがこの詩集の核心へといたる書記の線であるといえる。(野村喜和夫)
『その人の唇を襲った火は』あとがきより
私は、キリスト者ではないのですが、福祉事務所という職場で働く中で、「最善」というものと「愛」についての思いを巡らしてきました。
個人的には、他者への愛が詩の言葉を用いてどのように表現されるかは、エートスというギリシャ語で「持続的な習慣」を意味するこの言葉が、ドイツ語のエチカを経て、日本語的に詩の表現活動のなかで実践されることだと感じています。送付されてくる無言のメッセージを受け止めたいと思います。雪闇に呑まれていく一片の細雪の、悠久の時間を経て届いた自然からの無言の手紙「リテラ」を「リテラチュール」にすること。灰色の無窮の空からの「リテラ」に言葉を見いだしたいと思うのです。
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