切手が語るヴァイオリン





切手が語るヴァイオリン

高村寿一著

四六判 上製本 124頁(カラー12頁)
定価(本体1800円+税)
ISBN978-4-902616-49-1 C0095
                                            送料無料


高村寿一(たかむら・じゅいち)

1938年東京生まれ。
早稲田大学政経学部卒業。
1961年日本経済新聞社入社。
記者、論説委員、論説副主幹。
1998年武蔵野女子大学(現武蔵野大学)教授。
現在副学長・現代社会学部長。
日本エッセイストクラブ会員。
著書に、『ことば歳時記』『石の心を―山崎方代という歌人』など



切手の世界とヴァイオリン
の世界の融合空間

世界中で発行されている音楽関係切手のなかでも、とりわけ美しく、
精緻で心がこめられているのがヴァイオリンの切手です。

ヴァイオリンと切手に関するガイドブック

切手のデザインを楽しみながらヴァイオリンに関する
楽器・人・歴史風土などを多角的に理解してもらえる一冊です。


ヴァイオリン族の先祖/草原に響く馬頭琴/リュート型への進化/ハンドル付き、弓のない祖先/天使の奏でる妙なる音色/クレモナの栄光/ストラディヴァリ/ミッテンヴァルト/ヴァイオリンの渦巻き/f字孔とは何か/小さなヴァイオリン/アントーニオ・ヴィヴァルディ/アルカンジェロ・コレルリ/ニコロ・パガニーニ/ジュゼッペ・タルティーニ/パブロ・デ・サラサーテ/ヘンリック・ヴィエニャフスキ/ウジェーヌ・イザイ/アンリ・ヴュータン/ヨーゼフ・ヨアヒム/ジョルジュ・エネスコ/プラハの天才たち/アルテュール・グリュミオー/切手に登場してほしい巨匠たち/ワルツ、オペレッタの世界で/民俗音楽根ざす北欧の鬼才/「五大ヴァイオリン協奏」曲考/オーケストラなど/エリザベート・コンクール/「兵士の物語」/デュフィの「赤いヴァイオリン」/上野の杜・音楽の殿堂/名ヴァイオリニスト「サインコレクション」
―――――目次より




「楽しいわが家」2013年2月号〈わが家の本だな〉 切手が語るヴァイオリン ・ 書評 香川潤子さん








「郵趣」11月号 BOOK 今月のおすすめ書籍 切手が語るヴァイオリン 大沼幸雄さんが紹介。






「日本記者クラブ会報」 第511号2012年9月10日

〈マイBOOK〉

 [名器へのレクイエム]
 戯れに世界の音楽関係の図案の切手を集めていたが、新興国も参入して多彩大量に発行されるので、あるときからヴァイオリン関係に限った。
 曲線美を誇るヴァイオリンの姿は見飽きない。中央アジアの草原で生まれ多様に進化しながら16世紀ころ完成され、以後基本的な形態、機能は変わっていない。
 約70種の切手を厳選して、カラーページに収録、さらに楽器の発展史、形体・構造、演奏者などに区分けし、それぞれに解説を加えた。アンティーク楽器には寿命がある。切手も実用面での存在がやがて問われるだろう。レクイエムを聴く思いで一本にした。



下記の博物館でも販売しています。

 ■逓信総合博物館 ていぱーく  ホームページ

 ■切手の博物館  ホームページ






                                                      

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